最近、オートファジーってって耳にされる人は多いと思います。
断食は古くから宗教的に行われたりしていましたが、昨今は、ダイエットや健康にいいと言われはじめていますが、何がいいの??どうして??本当に??って思いませんか?
今、栄養学、酵素栄養学、ホリスティック栄養学、サーカディアンリズムさまざまの分野の研究がすすみ、その答えとなるエビデンスが出てきています。
その一つに、「オートファジー」があります。
16時間ダイエットという人もいますが、「オートファジー」とは、細胞が自らの一部を分解する作用(自食作用)のことをいいます。
オートファジーという言葉が初めて登場したのは、今から50年ほど前です。それから30年後の1990年代、研究上のブレイクスルーがもたらされました。2016年、生物科学研究者で東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏がノーベル医学・生理学賞を受賞したことで、多くの方が耳にすることとなったようです。
簡単に言うと「細胞のリサイクル機能」です。
人は、外から栄養が供給されない飢餓状態に細胞が陥ったときに、このオートファジーが活発化するというのです。
細胞は不要物・老廃物がたまったり、中の部品が痛んだりもします。その痛んだ部品を分解し、新しく作りかえる。リサイクルして再度利用する。この細胞が自らの一部を分解する作用(自食作用)のことをオートファジーといいます。
そうなんです。
断食することで飢餓状態が起こり、細胞内のごみ処理、リサイクルがスタートして細胞レベルで生まれ変わる!!というのです。
オートファジーは、細胞内の欠陥物を取り除くばかりか、がんの増殖を止め、代謝を正常に保ち、肥満や糖尿病などを予防。認知機能の向上など期待され研究がつづけられています。
16時間ダイエットやファスティングを行うことで、オートファジーを活性化し、身体の機能が最適化することができます。
とはいえ、飽食の現代ではありますが、ビタミン・ミネラルにおいては栄養失調の状態である方も多くいます。
くれぐれも自己流などネットの情報だけで断食を行うと、低血糖を起こしたり、体調を崩す方もいますので、アドバイザーなどの指示に行うようにされてください。